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口と言葉

口、く、は久、ち、は知。


知識・言葉(知)を先祖代々(久)伝える身体部位です。


言葉、こ、は久(←固)、と、は渡、ば、は波の強調。


長い時(久)を超えて(渡)伝える音声や文字(波)のことです。


「その頃のもっとも楽しい思い出は、まだ少女といってもおかしくない年頃の内気な女の子にまつわるものだった。その女の子が受け取ったばかりの、答え返さずにはいられない手紙に返事を書いてもらえないかと震えながら頼みに来たのだ。フロレンティーノ・アリーサはその手紙を見て、自分が前日の午後に書いたものだということに気がついた。女の子が受けた感動と年齢にふさわしい文体を使い、彼女が書いたように見える字で返事を書いてやった。お客さんの性格に応じて、どんな風にでも字体を変えることができたのだ。フェルミーナ・ダーサとその頼りげな少女とを重ねあわせ、彼女がもし手紙を送ってきた人に返事を出すとしたら、どんな風に書くだろうかと想像しながら返事を書いてやった。その二日後にはまた、最初の手紙のときに使った字体、文体、それに愛情を思い返しながら返事を書くことになり、おかげで自分自身を相手に熱に浮かされたような手紙をやり取りする羽目になった。一ヶ月もしないうちに、男の方が手紙で結婚の申し込みをし、彼女がそれを受け入れ、二人が別々にお礼を言いに来た。二人は結婚することになったのだ。」(ガブリエル・ガルシア・マルケス「コレラの時代の愛」木村榮一訳)



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肘と膝

肘、比、持(清(し)の強調)。 膝、比、座(佐の強調)。 柏手を打つことがそもそもです。 物を持ち上げたり、降ろしたり、道具を扱ったり、金づち打ったり、包丁で食材を切ったり、肘さんは頑張ります。 正座をすることがそもそもです。 椅子に座ったり、歩いたり、ジャンプしたり、泳いだり、スキューバしたり、膝さんは頑張ります。

願うと叶う

願う、ね、は根、が、は賀、う、は生。 自分の祈り(賀の強調で、今ない状態)を様々な神様仏様に(根)伝える(生)ことです。 叶う、か、は賀、な、は奈、う、は生。 願ったこと(賀)が実現する(奈、この場合は「なつく」)ことです。

石と川

石、い、は井、し、は清。流れる水(井)により丸くなっていきます。 川、か、は賀、は、は波。この場合の賀は水、清らかな水が流れて来ます(波)。 人体の約70パーセントが水です。「水は天界と地界を結ぶ物質」と呼ぶ人もいれば、「波動を伝えるためのもの」と解釈する人もいます。

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