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コーヒーとお茶

コーヒー、こ、は固、ひ、は比。固くて茶色いコーヒー豆と同じ(比)色合いの飲料です。ミルクを加えると色合いが変わり、カフェ・ラ・テなどとも呼ばれます。一字一音学的には、あまり変則的な当て字をしない方針ですが、こ、に焦、を当てるのもイメージにしっくりくるかもしれません。


茶色。ちゃ、は茶。


お茶はお茶の木から生産されます。緑茶、紅茶、ウーロン茶など全て同じ1種類のお茶の木から異なる製法で作られます。


「緑」茶、「紅」茶、と今では呼び習わしていますが、ことさら「緑」「紅」と冠をつけるにはやはり理由があるでしょう。


想像の域は出ませんが、すごく古い時代はウーロン茶のような茶色系のお茶が一般的だったのではないでしょうか?


日本語の美学を感じる瞬間です。もともと茶色のお茶をお茶と言ったのです。だからわざわざ、緑色に出来たお茶を緑茶、紅色に出来たお茶を紅茶、と呼んでるんでしょう。


茶色の本質は、中国ではウーロン茶など、日本では阿波番茶などではないかと思います。

コーヒーのコ、にあえて「焦」を当てても良いかなと判断したのは、「焦」(げること)が茶色系なのです。


ティー(英語)、テ(イタリア語・スペイン語)は、おそらくですが、チャ(茶)の訛りかと思います。(英語のティーは基本的にインド由来の紅茶です)


お茶というと、今や、緑茶、紅茶に馴染んでますが、はるか古代には、茶色がメインの飲料だったと推測します。


そして、古代のお茶の色を茶色と形容して、今も当たり前に「茶色」と形容してるのが日本語の凄いところだと感じます。


「2018年(平成30年)3月8日、阿波晩茶が愛媛県の石鎚黒茶や高知県の碁石茶と共に、「四国山地の発酵茶の製造技術」として、食文化で初めて記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選択される」(ウィキペディア)


「お茶の製法は大きく2つに分けられる。緑茶のように発酵させないお茶と、紅茶や烏龍茶のように発酵させるお茶がある。発酵させるお茶の中でも、微生物によって緑茶を発酵させ、さらに熟成させる「後発酵茶」と呼ばれる独特なプロセスによって作られるお茶が、今回取材した上勝町の阿波晩茶。」(DIG THE TEA)


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ともに、そ、は素、な、は奈、へ、は辺。 備え、は自分たち(素)の身の回りが無事なように(奈)色んな方面に手配(辺)することです。 お供え、は飲み物・お料理(素)を(遠くにいる)神様仏様など(奈)に捧げる(辺)ことです。

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ページ、ペ、は辺の強調、じ、は字。 めくられていく(辺の強調)紙面(字)のことです。 栞、し、は清、お、は生、り、は合。 次に読むのに分かりやすい(清)くするため(お)に書物などの間に挟みます。

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